20200121→20200122

自担がデビューするというのは、わたしのジャニオタ人生の中で2回目なんです。
だけど1回目のことは昔の出来事すぎてどんなんだったかなんて全然思い出せなくて、2回目の今はまだふわふわしながらテレビや雑誌の供給量に慌てているうちに今日になってしまいました。デビューってこんなにオタクも忙しいものだったっけ?待って、まだデビューするんだなって実感さえもそんなに追いついてないのに!っていう感じ。
そうなんですよ。自担、デビューするんですよ。だからといってその日を境に本人が何か変わるわけじゃないっていうのも分かるし、だけど取り巻く環境が一気に変わっていくのだろうということも分かる。別にデビューするからってオタク側に心構え(心構え?)が必要なわけでもない。でもいまだに取り残された人みたいに「えっ?デビューすんの?まじかよヤバ!」って思っちゃう。

こうやって言うと語弊があるかもしれないけど、そもそもわたしは自担にデビューしてほしいなんて思ったことさえなかったかもしれない。「デビューしたい」と言っているのを聞いたときにはもちろん「そうなったらいいな」って思っていたけど、それは正直「自担の夢が叶ってほしい」ということと同じことで、たとえば「美味しいお肉が食べたい」と聞いて「そうなったらいいな」と思うのと同じようなことだったんですよね。……って書くと途端に薄っぺらくなっちゃう(笑)とにかく幸せになってほしかった。それは、今もそう。
誤解してほしくないけど、デビューしてほしくないわけじゃない。というよりもむしろずっとわたしはそんな未来の話どころか一秒先の心配ばかりしていた気がします。少しでも長くステージにいる姿を見ていたい。好きになったときからずっとそれだけしか考えられなかった。歌って踊って殺陣をするところを見て好きになった人だから、少しでもその姿を見続けていたいとばかり思っていた。だけど、それと同時に自分が趣味にしていることは他人の人生を見ることだっていうのは痛いほどに分かっていて、だから「辞めないで」と言うこともできなかったんですよね。他人の人生に口出しする権利なんてないから。ずっとそれが怖かったくせに。だから、最近になって「辞めることも考えた」と聞くのは結構ウッ…ってなったな(笑)「辞める勇気がなかっただけ」って聞いたときが一番堪えたかもしれない。性格的にそれも分かるなとも思ったし。だから、もしかしたら枝分かれした先には自分で言っていたように社員証を首からさげてお昼に行くような未来があったかもしれない。だけど、結果今ここでこうなっていて。それはやっぱり自担がこの道を選び続けてくれたからに他ならない。
この前、メンバーがブログで「今年も来年も5年後も10年後も何年先もずっとよろしくね」と書いていて、それが結構ガツンときたんですよね。そういうことだ!って思った。少しでも長くステージにいる姿を見ていたい。我儘だと思っていたそれがまったくの夢物語というわけではなくなるんだなあって。そう思えたの、自担のブログじゃないんかいっていうツッコミは置いといて(笑)歌って踊っている姿をこれからも見ていられる。殺陣をやるような舞台は遠い未来にはやらなくなっちゃうかもしれないけど、それでも夢見ることはできる。めちゃくちゃ最高だ!

今日、CDショップにフラゲしに行ったんです。予約したものはちゃんと届くけど、それを待てなくて。ここ最近は何年もネットで発注してコンビニ受け取りばかりだったから、CDショップにCDを買いに行ったのは本当に久しぶりだったけど、CDを手に取ってお会計してもらって、「発売おめでとうございます」って店員さんから言葉までもらったら、さすがに気持ちがいっぱいになっちゃった。CD、本物だった。

ジャニーズジュニアの渡辺翔太くん。今まで本当にお疲れさまでした。今日まで続く道を選び続けてくれてありがとうございました。楽しいジュニア担生活をありがとうございました。好きになってから今までを楽しいの一言だけで片付けていいのか分からないけど、今振り返るとやっぱり楽しかった。わたしがパッパラパーなオタクだからかな(笑)だけど何度も通った東京がわたしはすっかり好きになりました。
「可能性は希望だ」と約1年前に9人になって初めての単独横アリ公演を見た後にブログで書いたけれど、実は今もそれを越える言葉を見つけられていません。可能性は希望。この先のすのーまんがどうなるのか、渡辺くんがどうなるのか。たくさんの可能性と共に歩き出す道がどうか少しでも輝くものでありますように。

56日前のわたしへ

mel0ns0da.hatenablog.com


安心してほしい。9人の姿を生で見たわたしは、希望しか感じていないから。
6人のすのーまんじゃどうしてだめだったのかは今でもよく分からないけど、でも確かに新しい風は今までゆっくりゆっくり築いてきたものをただただ一瞬でぶっ壊していくだけの暴風ではなかった。この未来もなかなかいいのかもしれない、とまで思えるようになった。
新加入の15歳にアラサーの男たちの人生を賭けた夢を背負わせるのは酷かもしれない。でも、希望を託させてほしい。アイドルの未来を夢見るってすごくこわいことだけど、思わずそうしてしまうほどの顔をわたしは生で見てしまった。これからどうなるんだろう、どうなっていくんだろう。可能性は希望だ。