とびきりの愛を響かせたい

せっかく自ユニのデビューコンサートの配信を全公演分見たんだから、感想でも書き残しておこうかなと思います。細かいレポじゃなくて、見終わった後に抱いたざっくりとした感想の話ね。


まずはね~~~~何から書こうかな。全体の構成の話にしようかな。
たぶん、セトリを全部オリ曲でいくってことと、ソロとかユニ曲とかをやらずにずっと9人でいくっていうのが構成の核になってたと思うんですよ。だから、そう考えると衣装替えの時間を何か映像で繋ぐのは仕方がないことだし、使える曲に限りがあると考えればセトリが情緒不安定になるのも当然だとは思う。正直初日を見たときはウ~~~~ンって思ったけどね。せっかく配信コンサートで他担にも気軽に手を出してもらえるのに(まあ有料なのでそこまで気軽ではないですけど…)その割にフックが弱いのでは…?と……。楽しいのは楽しいんだけどさ、「エ~~~!すのーまん、コンサートであの曲やってるの!?」みたいなパンチに欠けるな…と思っちゃって。でも、もしかしたらあの人たちはそういうパンチ力よりも「これがすのーまんだ」っていうのを見せたかったのかなあと思った。もし本当にそうなら、それはそれですごくすのーまんらしいなと思うし。(頑固だよね、すのーまん…w)だから、デビューコンサートとしてそれはアリだと今はすごく思う。まあ、だからといってバニシンをあんな映像にする意味ある!?バニシンくんの気持ち考えて!!!っていうのはずっと言うと思うけど(笑)でもまあそれはそれなのでね…。
あ、でも1曲だけBGMでキスマイのoverture使ってたね。Journeyのやつ。初日は「なんか聞いたことある曲だな…」ってしか思わなかったけど、そうだキスマイじゃん!って気付いてからなんかグッときちゃった。この前ブログにも書いたけど、Journeyってすの4がバックについてたコンサートだったわけで、だからそれ以降はこの曲が流れるたびにあの日のドームに気持ちが飛んじゃってさ~~~~~あのときはバックだったのに今は自分たちがメインでデビューコンサートを……!ってすごい感慨深くなっちゃった。

あとはなんかめちゃくちゃセットとか衣装にお金がかかっているということに圧倒されてしまいましたね。メインステのLEDはめちゃめちゃデケーし、縦花が9分割されて自在に動きだしたときはさすがにびびった。あんなの見たことないよ。謎に回転するポールを有したトロッコも1曲で乗り捨てられるのがもったいないくらいだったしね。そして極め付けに9人が全員余裕で乗れるドデカトロッコ(側面がすべてLED)がヤバすぎてギャー!なんだこれ!ってなった。これ持ってカウコンに乗り込めるよ。まあ今年カウコンがあるのかどうかは分かりませんが。初日の配信は宮舘担の友達と通話しながら見てたんだけど、「なんだよこれ……」「いくらかかってんだよ……」としか言えなくなったもんな。
衣装もさ、明らかに質がよくなってて本当にさ~~~~~!!!!MC以降に着てたピンクとネイビーの衣装がめちゃくちゃ好きだったんだけど、ツイードとかサテンとかいろんな生地が使われてて本当にめちゃくちゃ凝ってたんだよ。それを9着もデザイン違いで作ってくれててさ~~~~~。たぶんデビューのご祝儀的なものも絶対あるとは思うけど、売上とかもきっと加味されてるんだろうなって感じたので、これからもきちんとお金を出していこうと思いましたね。もっとすごいステージを見せてほしいし、もっといろんな衣装を着てる姿を見てみたいよ。自分の課金がこんな形でかえってくるなら、それはあまりにも幸せな循環すぎる。

あと他に書いておきたいのは、挨拶のことかな。すの~まんの人たち、あまりにもクソ重マジメマンすぎて、毎回毎回ものすごい熱い挨拶をしてくれていたんですよ。2日目の夜公演でひかるくんが泣いちゃったときにはさすがに早いぞ!!!!ってびびったもん。で、みんないろんなことを話してくれて。毎回毎回まったく違う視点から話を構成していたラウも本当に賢くて頼もしくてすごかったけど、渡辺くんは逆にほとんど毎回同じようなことを言っていたので挨拶には本当に性格が出るなと思いましたね。渡辺くんはだいたい「ここまで本当に長かった」「デビューできなくて辞めようかと思ったこともある」「だけど今はデビューしてここに立てているから本当に感謝してるし、後輩の希望となれたら」っていうことが主だったんだけど、「この瞬間のために15年近くジュニアを頑張ってきたのに、ここになんでみんないないんだ」みたいなことも多く言っててさ~~~~~~。「こんなことを言うと怒られるかもしれないけど」って付け加えながら「なんでみんなここにいないんだろうって思っちゃう」って言ってて。わたしは、アイドルがアイドルでい続けるためにそれを支援するファンが必要だということは頭では分かってるんだけど、自分が自担に必要とされているなんて考えたことすらなかったから、言葉をつまらせながら「なんでここにみんながいないんだろう」「それが本当に悔しい」って言われて本当にめちゃくちゃびっくりして動けなくなってしまった。本当に驚いたし、そんな風に言われて心底動揺した。でもさ~~~~~~やっぱじわじわうれしいですね。もちろん渡辺くんの言う通り、わたしだってそりゃ実際にその場にいたかったですよ。実際に行けるはずだったわけだし。だけどこのご時世だしそれが無理なのは仕方がなくて、わたしはそんなことよりも2020年のうちにデビューコンサートができてよかったねってことしか考えてなかったからさ~~~~~。あーーーー、この人はそこにプラスαとしてその場にファンがいることまでを夢見てくれてたんだなーーーーーーって。本当に胸がいっぱいになってしまった。あとさ、最終公演で「すのーまんはデビューできないよ、一生バックでしょって言われても言い返せなかった」って話をしていて、まあ聞きながら「分かる」って思ってしまったしめちゃめちゃ苦しかったんですけど、その後「これが結果だ!すのーまん舐めてんじゃねえぞふざけんな!」って言っててあまりに好きすぎて爆笑してしまった。アクスタの生産数が少なすぎてあっという間に完売していた何年か前のサマパラのときにも「すのーまん舐めんな」って言ってたな~~~とか思い出した。この人やっぱ根っこの部分ぜんぜん変わってないなって思ったし、そういうところがずーっとわたしは好きなんだよ。愛だよ。
渡辺くんの他にもみんなアプローチを変えながら何度も何度も、本当にこっちが「もういいから(笑)」って焦るくらい何度もありがとうって言っててさ~~~~。本人たちの努力と魅力がなければファンが何をしたってどうにもならないのに、この人たちは本当に……クソマジメで重くて最高に好きだなと思いました。あべくんが「銀テープをずっと降らせたかった」「今日やっとできました」って言ってたのもジーンときましたね。すのーまんの人たちはずっとエアで銀テ打ってたもんね。そうそう、銀テもさ、配信じゃ遠すぎて全然見えないのにツアーのロゴが入ってたんだよ。贅沢な話だよね。ラウちゃんとかがそれを拾ってカメラに見せてくれてそこでようやくわたしたちがそれに気付けるんだから。さくまがさ、「すのーまんを好きになってくれてありがとう、生きていてくれてありがとう、生きていてさえくれればいつかきっと会えるから」って涙ながらに言ってたのもあまりに重すぎて聞きながら笑っちゃったけど、でも本当にその通りなんですよね。早くまたすのーまんの現場に行きたいね。わたし、すのーまんのことめちゃくちゃ好きじゃんって改めて気付いてしまったコンサートだったし、さらに好きになってしまったコンサートでした。
お疲れさまでした。本当に楽しかった。自慢の自ユニです。ラブ!