サヨコ

昨日、学校へ行くために乗ろうとしたバスが目の前で優雅に走り去ってしまい「30分も待つのは嫌あああああ!」と次のバス停まで猛ダッシュしたもののやっぱり既のところで逃し、しかも走っている間に突然降り出した雨に打たれずぶ濡れになったそもそもの原因は、時間的余裕もないのにブッ●オフで悠々とコレを買っていたからだよ☆(長い前振り)



六番目の小夜子 (新潮文庫)

六番目の小夜子 (新潮文庫)

なんか好きな作家のデビュー作をその作家のほかの作品を読んでから読むと、「こんな表現方法、わたしの好きな○○じゃない!」っていうのがよくあるんですが、これも例に漏れず、でした。*1でも!!!世界観とか一部を除いた表現方法とかはもうわたしの好きな恩田陸ワールドで!!!一気に読んでしまった…!もっとじっくりゆっくり読めばよかった…!って思っております(…)
これって爽やかな青春小説かと思ってたけど、思いの外こわかったです。なんていうんだろ、実は自分が正体のわからないすごくすごく大きな手の中で転がされてるちっぽけな駒にすぎないのかもしれないって思ってしまう不安とかその大きな存在の正体のわからないことに対する恐怖っていうか、読んでてドキドキしたりしてる自分は実は気付かないうちに見えないもに操られてるんじゃないかとかって(上手くことばにできない…!)読みながら思っちゃったりしました。だから読みながら無駄に振り返ったりとかしてみたりして(笑)で、読んでてこれと同じように感じたのが
Q&A (幻冬舎文庫)

Q&A (幻冬舎文庫)

これです。でもこれを母親に貸して読んでみてもらったけど「怖かったって言ってたけど、どこが?」って言われたから本当感じ方は様々というか捉え方は色々だなというか。きっともっと時間が経ってから読むと全然違ったように捉えるんだろうな。

*1:ねえ、括弧書き多くない!?この作品