映画も見たいな

久しぶりに本を調達してきたよ!



クライマーズ・ハイ (文春文庫)

クライマーズ・ハイ (文春文庫)


本を買いに本屋に行ったわいいけども、目当ての本が全て置いてなくて「じゃあ、これでも…」っていうノリで買ったんですが、読んでよかった。


正直、物語が動き出すまでの最初の40ページほどが、物語の中に入り込めなくて辛くて辛くてたまらなくて、「ああ、そういえばこのひとの作品の導入部分とわたし相性悪いんだった…!」って思い出して「ああ、やってしまった」っていう気持ちになったけど、それ以降は本当に引き込まれて何かにとりつかれたかのように貪り読んでました。そうだった、このひとの作品は引き込まれたら止まれないんだった。そしてまた、導入部分との相性の悪さを忘れて、物語に引き込まれて止まれなくなる快感を求めて買っちゃうんだろうな(笑)


内容については、悠木っていうひとはデスクっていう人をまとめる立場につく人間としては判断や軸が少しぶれるところがあって、客観的に見たら「この人が上司だったらちょっと嫌かも」とか思うのに、嫌いになれないのが悔しい(笑)そこらへんが映画ではどうなってんのかな、って気になりました。



ああ、でも久しぶりにこんなにも男性的な文章を読んだので、体が女性的な文章を欲しています(笑)だから次は恩田陸読むんだ!(笑)