卵を割らなければ、オムレツを作ることはできない

ずっとずっと楽しみにしてた2連休もあっという間に最終日の夜をむかえてしまい、呆然としております(…)なんで休みの日ってこんなに1日が短いのかね?
とりあえず、「時間のあるときに書けばいいやー」って伸ばし伸ばしにしてた読書記録をいい加減書こうと思います。なんか、書かなきゃ自分の中で終われないんです。
ちなみに、前回から時間があいた割に数は少ないです。通勤ラッシュ、本広げにくいから本当やだ(なんて我侭)



エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)

エンド・ゲーム―常野物語 (集英社文庫)

これは7月くらいに読んでたのかなー。人気のあるシリーズですが、個人的に麦シリーズの方が好きだったりします(…)でも嫌いじゃなかったから、読めて満足です。1作目の短編の中の作品が元になった長編だけど、ちゃんとこれはこれで完結してたので、短編のときのことをすっかり忘れてても大丈夫でよかったです。ちなみに、この後に短編の方も読み返したらなんか2倍おいしいかんじがしてよかった(笑)
それにしても恩田さんは「絶対にあり得ない世界」なのに、きちんとその世界に浸らせてくれるのが凄いなといつも思います。ネクロポリスといい禁じられた楽園といい、探せばどっかにそんな世界があるんじゃないかと思わせてくれるのが凄い。


赤い指 (講談社文庫)

赤い指 (講談社文庫)

前ほど熱狂的に大好き!ってわけじゃなくなったけど、やっぱり新刊が出たら気になるもんで、本屋で見つけてすぐ買ってしまった(笑)
で、読み出してから思い出したけど、わたし加賀刑事シリーズ苦手だったっていうね…!(笑)
それでも、どんな文章でもさらりと読めてしまう東野さんの作品は凄いと思います。圧倒的に読むのにかかる時間が短い。


陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)

陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)

これ、本屋で見つけてなんとなく買ったら実はフラゲだったっていうなんとなく恥ずかしいオチ付です(笑)「超ファンて思われたかも><」ってちょっと焦った(笑)別にいいけど!(笑)
それにしてもやっぱり伊坂さんの作品独特の言葉のリズムが好きすぎる。そして前作では成瀬派だったわたしですが、この間映画化されたやつ見た影響でうっかり久遠派です(笑)単純><でもやっぱりわたしはふわふわした雰囲気の人に惹かれるようです(笑)
今回のお話も素敵だったけど、なんだかそこまであの4人がメインってわけでもなくなってるのが少しだけ寂しかったです。4人の掛け合いのテンポが大好きだったのにー!




ちなみに今は横山秀夫の「看守眼」読んでます。伊坂さんの「終末のフール」も途中で止まってるし、この間本屋行ったら今度奥田さんの「最悪」シリーズの続編出るらしくポスター貼ってあったので発売に備えて「最悪」と「邪魔」読み直したいなー!なんかもう、丸一日本だけ読む日!みたいなのがほしいです。目悪くなりそうだけど(笑)