11文字の殺人

あれ、私が読んだのと表紙が違う…と思ったら去年くらいに新カバーになった…の…?


11文字の殺人 (光文社文庫)

11文字の殺人 (光文社文庫)

以下、いつもより壮大にねたばれするので今後読む可能性のある方要注意!

本当に、なぜ今更?ってくらいに初期の作品です。ちなみになぜ今更かっていうと、母親が知らないうちに買ってたから(…)そんなわけで、ちょうど手元にあったからとかいう半端な理由で読んだんですが、やっぱりこういう推理小説はおもしろいですね。ただ、一人称が“あたし”なのが若干気になったけど…!*1あと、「どう考えたって冬子怪しいだろ…!」ってちょっとだけ主人公にいらいらもしたけど…!(笑)
でも、これで、犯人は冬子でしたー!おしまい!って終わらされなくて、ちゃんと最後まで読む手を止められなかったので楽しかったです。

*1:どうやら男性作家の“あたし”が苦手っぽい