謎001
最近は好きな作家さんの作品も割と読んだものが多くなってきて、そろそろ他に好きな作家さんを開拓すべきだなあと思っていたのでそういう意味も込めてアンソロジーです。
- 作者: 日本推理作家協会
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/09/16
- メディア: 文庫
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恥ずかしながら、今回収録されている作家さんのなかで、実際に自分で作品として小説を読んだことがあるのは松本清張と宮部みゆきだけだったのですが、どれも面白かったし、こんな作家さんがいるんだ!とか名前は知ってたけどこんな作品書かれるんだ!とかいろいろ発見があって楽しかったです。
筒井さんは特に「面白い話を書く人」って印象が強かったんですが、今回収録されていた「母子像」は不思議でちょっと怖くて…ってイメージと全く違ってでも本当に面白かったです。やっぱりすごい方なんだなと!(笑)
あと、新発見というか、日下さんの「緋色の記憶」がすごく好みのテイストだったし文章も自分の好みだったので、他の作品も読んでみたいなって思いました。開拓成功(笑)でも本当に解説で東野さんが書いている通り「美しい」なと思いました。今回入ってた中で一番好きだったかもしれない。
とにかくわたし的にはハズレはなくて、やっぱりミステリが一番好きだなあと思いました。読んでよかった!