松本清張傑作短篇コレクション

松本清張傑作短篇コレクション〈上〉 (文春文庫)

松本清張傑作短篇コレクション〈上〉 (文春文庫)


前回の感想文で清張は読んだことがあるっていいましたが、それがこれです。
やっぱりこう有名なのは読んどくべきだよねー!ってことと、これは短編集だから読みやすそうだし厳選されてそうだしっていう。
初めてちゃんと読んだけど、おもしろかったです。これが何十年も前に考えだされて書かれたんだなって考えたら本当おそろしい。それだけに当時リアルタイムで読んでたひとはすごく興奮しただろうしそりゃあもう本当に夢中になるだろうなああああ!そう考えたらうらやましいです。
あと、これを読んでみていくら清張でも鴎外関係の作品は苦手なんだなって自分で気づけたのもよかったです(笑) 苦手かどうかなんてことも読んでみなきゃわからないわけだし。
ちなみに、後半にはノンフィクションが2作品収録されてたのですが、これはもうひたすら自分の知識のなさを呪ったよね…まじわかんない><恩田さんの「ねじの回転」を呼んだときも2.26事件に対する知識のなさに悩まされたので今回の2.26事件のノンフィクションっていうチャンスを活かして理解してやろうと思ったんだけどな^^中学時代の日本史レベルの頭じゃ難しすぎた^^うぃき先生を読み込んでみたり自分なりに調べたりしてみたけどやっぱりその事件だけを理解するなんてことは無理なわけで^^時代背景とか人間関係とか順を追わないとわからなくてさあ^^
…というわけで後半はひたすら自分の無知さに嫌気がさしてましたwww

でも、新たな発見だったし!というわけで、今度は中巻下巻も読んでみたいです。