見たことない景色を

今年の祭り楽しかったな~~~!去年の祭りもハチャメチャでそれなりに楽しかったけど、今年のほうが一つのコンサートとしてそれなりにまとまってた気がする。4ユニ合同だから完全にはまとまらなくても仕方ないと思うけど。ユニごとにガッツリ見せるところもあれば、シャッフルで見せるところもあって、まあだいたい見たことのある曲ばかりではあったけど十分楽しかった!
あと、グッズの詳細が出たあたりから薄々思ってたけど、セットもちゃんとしたマンションが組んであったりそれなりにちゃんとしていて、特効も銀テもリフターもトロッコもあって、新しい衣装も増えていたりして、なんていうか想像以上にお金がかけられていてびっくりした。びっくりしたし、なるほどこれはしばらくまだこの体制が続くな…?って思った。楽しいからいいけど(快楽主義)
すのーまんの新衣装は渡辺くんがチョーカー担当になってて二度見した。最初マイクかなんかを固定するためのベルトだと思ってたもん。チョーカーだったけど。あとは、丈の短いジャケットもその下から出してるロングシャツもベストも渡辺くんのウエストの細さを際立たせてて最高だし、上半身に布が多い分パンツも足の細さを際立たせてて最高に好きな渡辺くんのシルエットを作ってくれてて本当に天才の仕業だった。ただ、胸元がめちゃくちゃ開いているのでお腹が冷えないか心配です。

渡辺くんは自分で「2018年はファンサをがんばる」って言ってた通り、ぎこちないながらも手を振ったり投げちゅーしたりしていて動揺して感動して萌えた。アリトロ乗りながらのお手振りがまじでまじでぎこちなさすぎて慣れてなさが前面に出ててかわいい。ジュニア何年目だよ。個人的にはかわいくてかっこいいお顔で元気にステージに立ってくれるだけで十分だし、ご機嫌だったら120点!花丸!って思うから別にファンサの有無はどっちでもいいんだけど。っていう話を友達にしたらだいたい「えっ」って言われるからおもしろい。「顔がファンサ」「存在がファンサ」ってよく言うけど、割と本気でそう思ってるよ。そしてこういう他ユニと合同のステージになると、ストがいるからだいたい楽しそうに笑ってる顔をたくさん見られて最高に楽しい。VI Guysの後にじゅりちゃんが出てくるときに、毎回「すのーまんと渡辺翔太くんでした~!」って言われて*1うれしそうに大きく口開けて笑ってるのとか、ストのMCのときにだいたいアッハッハ!って笑ってるのとか、リアデラ踊りながらジェとかじゅりちゃんとかとアイコンタクトしてニマニマ笑っちゃうのとか、今渡辺くん楽しいんだね…!っていうのがめちゃくちゃ伝わってきてその顔見せてもらえただけで最高だよ的なところあった。あとは、デイブレ前に毎回今がチャンスと言わんばかりにほくとくんにおもちゃにされてる渡辺くんも見てて笑った。ほくとくんの愛は重め。大型犬が小型犬にわんわんじゃれついてるようにしか見えなくて、完全に俺得。そのままきょもちゃんの方に走っていってきょもちゃんとじゃれ合う渡辺くんが見られたのも俺得。世界はわたしに優しい…。

今回の祭りは各ユニがっつり時間取ってユニの色みたいなのを見せてくれたのも楽しかったな~ストとらぶはEXですのーまんと一緒になったことがあるから見たことあったけど、トラがトラだけだとどんな雰囲気なのかとか全然知らなかったもん。DWM(って略せばいいの?)は曲がまず強いな~~~って思った。コールが多くて一体感みたいなのを出しやすいし、城ホ全体がサビの手振りにあわせて揺れていて楽しい~~~!!みたいなハッピームードが溢れていて見てるだけでウキウキした。
らぶも最近はあんまり見てないからThis is Love Songだっけ、あれがあんなにかわいいなんて知らなかった。各所のリフターから始まって最終的にバクステのやっすーのもとに集まって、だいたいれおが最後に走ってきて6人にギュウギュウ抱きつくのとかだいたいオタク好きじゃん?かわいい。あとは、CALLのときの客席のペンラの動きの一体感が凄まじかった。わたしはペンラを振れない派(見ることに集中しちゃって動きが全部止まる)だからアレだけど、トラジャとは違う一体感というか熱狂みたいなのを感じた。ああ、こりゃ強いわ、わかるって感じ。
すのーまんはとにかくめちゃくちゃ動いていてそれが単純にすごい。フラミンゴ→バニシン→ラッキーマンの後にAcrobaticを持ってこようと思った自信がすごい。嫌味とかじゃないよ。ブイコンでも思うけど、最後の方に体力的にきつそうな曲を持ってきてそれできちんとパフォーマンスできることが単純にすごい。体力おばけかよ。渡辺くんしか見てないから他のメンバーの動きは知らないけど、センステで歌い始めるバニシンの途中でメインステに移動、その後大サビでバクステに全力疾走とか「まじかよ?」って思ったもん。メインステ行かなくていいんじゃね?そのままバクステ行けばよかったじゃん。みたいな。まあそれを言っちゃ元も子もないけど。
でもアリーナ全体の使い方としてはやっぱりストがわたしの好みかな~~~というのはあった。わたしはほくとくんばかりを双眼鏡で見ていたので気付かなかったけど、照明とか映像とかにも若干仕掛けというか演出?があったみたいで、それに気付けなかったのは残念。好きな顔と会場全体と両方見られたらいいのに。前半のストタイムのジャポがメインステのセリに沈むようなかたちで終わっていたので、後半のストタイムがメインステであぐらかいた状態でセリが上がってきてのAmazingはなるほどな~って思ったし、曲の途中からセンステに移動して羽根を降らせて次の曲のBatteryの途中でその羽根をもう一度舞い上がらせてたのとかも上手いなあって思った。Brave Soulでリフターに乗るほくとくんは手すりに腰かけるヤンチャスタイルでハラハラした。足が長い。

で、コンサート本編のラストはkeep onで、この曲はジュニア全体の曲として去年できたばかりだからチョイス自体はまあ妥当というかそりゃそうだよねってかんじだったけど、なんか去年よりすっごい沁みた。祭りとか関係なく、ちょうどたまたま自分が「アイドルって大変な仕事だよなあ」って思っていたタイミングだったから、それに重なったかんじなのかなあ。アイドルって自分自身が商品で、顔とか体とか表面に出ているものも、言葉とか声とかも、それまで生きてきた人生そのものまでもが商品になるんだよなあって、何がきっかけか忘れちゃったけどそうやって考えたことがあって。わたしは形あるモノを商品として販売している会社に所属しているから、お客様はその商品に対して対価を支払っているっていうのを実感しながら暮らしているけど、アイドルは自分自身を商品にしていて、わたしたち客はそれに対してお金と想いをかけているわけで。人の想いってすごく大切で素敵なものではあると思うけど、表裏一体でこわくて重いものでもありうるから、それを自分自身にどんどん積み上げて生きていくって大変な仕事だなって。だけど、わたしの好きな人はわたしの想いも載せて10年以上そんな仕事をしていて。しかもそれは選ばれる選ばれないの厳しい世界で、きっとわたしたちには分からない悔しい思いとか嫌な思いも経験しているはずで。それでもこうやってキラキラと「見たことない景色を観たい 夢に見てた明日が 俺を呼んでるから」「どんな時も夢は消えない」「いつもすぐ隣みんながいるから」って歌ってくれてるってすごいことだなって思ったら沁みて沁みてたまらなかった。ジャニーズジュニアは諸行無常だから。2014年のクリエで安井さんが自分たちのことを「確かなものじゃない」って言ったことは定期的に思い出します。そんな不安定なところなのにずっとそこにいてくれてありがとう。そんなことを最終的に考えたコンサートでした。
コンサートの感想としてこういうことを書くと何か特別なファンサでもされたのかってかんじになっちゃうけど、特に何をしてもらったというわけでもないです(笑)でも本当に楽しそうに歌って踊っているところを見られただけで十分幸せだったんだよ~~~~本当に本当に、わたしはこの人が好きだし、大好きだから「気持ち」という重いものを背負わせてしまうことの大変さを憂いてしまうけれど。だけど、わたしはそれでも渡辺くんがどうしても大好きなんだよなあ。

次は横アリですのーまんの単独公演。それこそわたしにとって「見たことない景色」だよ。どんな風になるだろう、楽しみ。

*1:これはいくつかバリエーションあったけど