好きな気持ちに理由なんてないけれど

いちいちというか、わざわざというか、理由を挙げたくなるときってありませんか?わたしは今です。
好きになってから日が経てば経つほど好きなところはどんどん増えていくものだろうけれど、だんだん増えていくにしたがって「なんでこの人のことがこんなに好きなんだろう?」「この人のどこが好きなんだろう?」ってふと立ち止まったときに「こういうところ!」って具体的に答えられなくなるんですよね。わたしだけかもしれないけれど。好きなところが多すぎて逆に見失ってしまう。答えが漠然としたものになってしまう、とも言えるかな。で、なんとなく今がわたしにとってその境界線のような気がするんです。好きになって日が浅いから今ならまだ挙げられる、でももうすぐしたら漠然とした「好き」に細かいところが隠れてしまう気がするんです。というか、段々と少しずつ埋もれ始めたのを最近感じているのです。
というわけで、今、このタイミングで挙げてみようと思います。きっと後から読んだらおもしろい気がするんですよね。だから後々の自分のために。まあ、渡辺くんを見始めて好きになって、渡辺くんがわたしの中の一番になってまだまだ日が浅いゆえに、後から見たら「渡辺くんはこんなんじゃねえよ!」っていうところも多分にあるだろうけど。



・まずは顔
これはもう、いわずもがな。「ねえ、もう本当に顔が好き…」ってわたしの友達はこの言葉をめっちゃ聞いてると思う(笑)顔が好きって、好きな理由としてすごく単純なんだけど、単純だからこそ強いなと最近特に思います。

・口
ω←これじゃないですか。かわいい…

・目
いろんな人と話して笑っていつも輪の中心にいそうな人なのに、ときどきすごく温度のない目をするところも、その目をしているときの表情も好き。好きというか気になってしまう。たぶんこれが新手のギャップ萌え。そういう目をしているのを見ると「好きーーーー!!!!!」ってなるというよりは、すごく心がざわついてドキドキします。

・ダンス
実際踊ってる姿を見て落ちたわけだしね…見た目にわかるような、シャカリキ感が強いとかすごくしなやかとかそういう「これ!」という特徴はないのかもしれないけど、個人的にすごく好みです。踊ってるときの手足の角度ひとつとっても好きだから自分でも驚く。

・手足の動き
なんか独特じゃないですか。踊ってるときだけじゃなくて、例えば普通に歩いて移動するだけでも「あ、いた」って見つけられるから嬉しいです。なんなんだろう……「あーーーこの瞬間が超!渡辺くん!!」みたいなことが動画でも静止画でもよくある。それなのに本人は「自分の踊りは癖がない」みたいなことをよく言ってるイメージがあります。癖はあるから!wwwww でも好きです。

・アクロバットやダンスが軽いところ
見ていていつも惚けてしまう。ふわっと回るしステップも軽そうだなあといつも思う。でもそんなに得意ではないのかなー?とも最近思います。体力なさそうだもんね…

・バク転の着地
これも軽そう。全然アクロバットに詳しくなんかないけれど、ふわっと着地するんですよね。きれいだなあ。

・まわりの空気に敏感そうなところ
空気をよく読むというよりは、まわりの空気が今楽しそうなのか不満そうなのかというようなことを敏感に察知しそうなところは見ている側としてすごく信頼できる。ただ、敏感なのはイコール疲れるってことだと思うので適度にね…とは思います…

・周囲の求める姿でいようとするところ
なんというか、渡辺くんはまわりの空気を察知した上で自分のモードを切り替えるタイプの人だなあという気がしています。その場その場で求められている自分のカラーを判断してそれに染まるっていうか。例えば後輩モードの中でも細かく弄られキャラにまわるか、ちょっと強気に出てみるか、従順になってみるか…みたいな。もちろんこれはみんなあると思うんだけど割とフラットな人もいるじゃないですか。でも渡辺くんは切り替えるタイプだと思ったし、その頻度も高いのかなあと思いました。イコール空気に敏感だからなんだろうなあとも思うけれど。でも、見ている側からすれば、いろんな表情が見られるのはうれしい。

・あざとい
アッなんかこうやって書くと悪口みたいだね?でもそういう意味じゃなくて、自分を可愛らしくもかっこよくも見せることに躊躇いがないというか、「こうすればかわいいと思われるだろう」「こうすればかっこよく見えるだろう」というのをきちんとわかっていて、それをこちらが声に出して求めなくても、いいタイミングで提供してくれるというか。やっぱりわたしはアイドルが好きだし、アイドルの渡辺くんを好きになったから、「こういうの、好きでしょ?」って差し出されると「バレてる…悔しい……」って思ったりもするけれど、でもそうやって転がされるのが楽しいし好きなんです。



なんだか書き連ねていて思ったんですが、わたしは渡辺くんの影のありそうなところに惹かれたのかもしれません。影というか外には見せてくれない部分というか。人見知りしないとか誰とでもすぐに打ち解けて笑いあっているイメージなのに、心の奥は誰にも見せないし触れさせてくれない人なんじゃないかなあって感じる瞬間がときどきあって、まあ勝手な想像なんですけど、でもそう見えること自体が魅力的だなあとも思います。だから、わたしの中の渡辺くんの印象にはいつも「儚い」っていう言葉がチラついていたりします。そしてそういうところも好き……
正直、最初にすのーまんを見たときに*1渡辺くんってグイグイガツガツやってきてワーっと騒ぐ印象があって苦手なタイプだったんですよね。でも、好きになってしばらく見ていたら「この人は…考えてこうしているのかもしれない…」と思うようになりました。場をきちんと回さなければならない瞬間とかには率先して喋っても、別にそこまでしなくてもいいときには自分のペースでボケてツッコんで笑ってる人なのかもしれないなあって。まあ、他のメンバーにもうるさいって言われてるみたいだから、そんなのはわたしの夢想で実際は楽屋とかでもギャンギャン喋ってるのかもしれないけど(笑)
それから、ファンになる前とファンになってからの印象のギャップとしては、渡辺くんは意外ときちんとアイドルをする人なんだなあというのもありました。勝手に「アイドルとか(笑)」ってスカしてるタイプなのかなあと思っていた…。でも渡辺くんは要所要所のポイントは外さないんだよな~~~なので担当の手のひらで転がされたい系のヲタクは喜んで振り回されています。元担のときもそうだったけれど、安心して転がされていられるっていうのはある意味全部委ねてるってことだと思うし、そういう安心感とか信頼を担当に抱けるってすごくうれしい。

好きになってしばらくの間のなにが楽しいって知ること知ること全部が新鮮で、好きが無限に広がっていく感じがするところだと思うんです。実際、毎日すごく楽しいし。わたしは去年の歌舞伎がきっかけで渡辺くんにすっ転んだわけなんですが、その原因というかきっかけの歌舞伎の幕が今年ももうすぐ上がります。今後わたしの好きがどんな風に広がっていくのか。「なんかわかんないけど好き」になるのももったいないような気がするけど、それくらい渡辺くんを好きでいることが自分の生活の一部になるのもそれはそれでいいなあとも思うし、とにかく何が言いたいかと言うとかっこいい渡辺くんを見られる(だろう)歌舞伎が楽しみ!ということです。

*1:当時はみすすのーまんでしたが