深追い、魔王

ああああ、また読書記録を怠ってしまった〜〜〜〜！というわけでまとめてどーん！って言っても２冊だけなんだけど(笑)今年最後の読書記録です〜〜〜〜

深追い (新潮文庫)

個人的にはこれの前に読んだ影踏みがすごく好みだっただけに、それほどのインパクトは正直なかったけど、でもやっぱりおもしろかったです。横山さんの作品は短編集の方がやっぱりわたしには合ってるようです。あと、少し時代設定が中途半端に古くかんじるな〜〜〜って読みながら思ってたんだけど、単行本が発売されたのが2002年て書いてあって納得しました。そりゃ中途半端に古くかんじるよね(笑)

魔王 (講談社文庫)

これはなんだか怖かったなあああ。伊坂さんの作品は語り口が坦々としてるから、それが尚更怖い。自分でも気付かないうちにどんどん深みに嵌っていくことの恐ろしさ、みたいなのをかんじました。で、「魔王」を読んでる間わたしの癒しになっていた潤也くんが「呼吸」でどんどん変わっていくようでそれも怖かったです。まあ、潤也くんは元々そんなかんじのキャラクターで、「呼吸」で潤也くんにスポットライトが当たったせいでそれが顕著に表れた、ってだけかもしれないけど。
とりあえず、早くゴールデンスランバーが読みたくなったので、早く文庫化してください＞＜