象と耳鳴り

2010年1発目の読書カテ!
今年も読んだ本の感想をタラタラとあげていこうと思いますよろしくおねがいします〜〜〜


象と耳鳴り―推理小説 (祥伝社文庫)

象と耳鳴り―推理小説 (祥伝社文庫)



恩田さんの短編ミステリ集!っていう響きだけで本当期待しちゃうよね(笑)というわけで、恩田作品といえば学園ものやファンタジックなものなどいろいろあるけれど、恩田さんの書くミステリが特に大好きなわたしにとって本当に読んでて楽しかった!恩田さんのこの不穏な空気感は凄いなーっていつも思う。なんかひとりで読んでて後ろ振り返りたくなくなるような(笑)そういう点では「給水塔」が1番好きでした。でも本当にこの短編集はおもしろい作品が多かった!主人公が推理好きということで、些細な事象からその先を推測していくんですが、読んでて「なるほどな」って思うことが多すぎてもっといろいろなことに触れていろいろ知っていきたいなって好奇心もいっぱい刺激されました。

あと、以前どの作品かは忘れてしまいましたが、文庫の解説で「恩田作品で描かれる食べ物は本当に美味しそうだ」と書かれてあったのですが、「机上の論理」で実感した!ワインを飲んでつまみを食べながら、4枚の部屋の写真を元にその部屋の人物像をひたすら想像するという話なのですが、とにかくつまみが美味しそうで(笑)わたしもワイン飲んでつまみ食べながら考えごとしたい!って思った(笑)ワイン飲めないくせに(笑)