あるキング
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2009/08/26
- メディア: 単行本
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買って先に読んでた母の感想も、なんとなく耳に入る評判もあまり良くなかったから、すごく構えながら読んでしまいました(笑)でもその構えのおかげでハードルが低くなっていたのか、そこまでつまらなくもなかったんだけどなーっていうのが率直な感想です。
確かにセリフも多くないし、個性的なキャラクターも少ないから、これは伊坂作品だ!って意識を持って読むと「あれ?」ってなるかもしれないけど、やっぱり文章は面白いし、ザ・フィクション!ってかんじで漂う不思議さがページを捲らせてくれて、一気に読めました。
あと、マクベスが大きな意味を持つってことで、読みながら過去にマクベスを読んでいた自分に感謝しました(笑)たぶんこれ、マクベス読んだことあるひととないひとじゃ面白く感じるところにも差が出てくるよね…?
とりあえずわたしは倉知が好きです(笑)