きっとだんだん大人になって

突然どうしたというかんじですが今現在、わたしの中の一番は渡辺くんで、それはもう圧倒的な一番です。でも、渡辺くん以前に自分の中で一番だった人はもちろんいます。いわゆる元担たちです。その元担たちへの接し方というか向き合い方についてどうしていいのかよくわからなくてずっとモヤモヤしていたところに、VS嵐ジャニーズWESTが出演したりMYOJOを手に取る機会ができてそれをきっかけに10000字インタビューを読んだりと、元担のひとりである淳太くんの今に触れて、そのモヤモヤが少しほぐれたような気がしたので言葉にしてみようと思いました。これこそ少し前に話題になった自分語りも甚だしいですが。

「担当」という言葉の定義はとても不明確で、たぶんジャニヲタの一人ひとりがみんなそれなりに異なるものを持っているのだと思います。わたしの場合は「今だけじゃなく未来も見ていきたいと思える人」で「大事だと思える*1人」。ちなみに担当以外でいうならば「推し」が「とにかく今見ていたい人」*2。他にも細かくいえば「厨枠」として「積極的に見ようとはしないけれど、見たらすごく夢中になってしまう人」*3とか、「いつでも自分の中の根幹」である「実家」*4というようなおおまかな括りがわたしにはあるんです。で、元担はどこに入るのか。「担当」を降りたことで「推し」の引き出しに戻るなら、仕分けとして楽なのになあといつも思うのですが、それはなんだか違うんです。どこの括りにも入れられないから、「元担」はわたしの中でいつも宙ぶらりんでした。そうすると、元担たちにどういうテンションで触れればいいのかわからなくなって、その結果、複雑だなあというモヤモヤばかりが残ってしまっていたのです。もちろんかつては自分の中の圧倒的な一番だったわけだから愛着もあるし、どうでもいいわけじゃない。でも、だからといって一番という冠はわたしが自らの手で外してしまっている人たち。だから、モヤモヤに気がつくたびに自分が薄情ですごく嫌だなあと思っていました。

「あの日のこと、簡単には忘れられへんかもしれないけど、ずっと胸のつかえにはしてほしくない。僕ら7人も、もう忘れたっていうか、そんなんもあったなくらいの気持ちだから。だから、今日全部しゃべって、あの日々のことを話すのは、最後にしようって。昔話は終わり。これからは、新しい物語を紡ぐんです。」

上記は淳太くんの10000字インタビューの最後のほうの言葉です。もちろんこの10000字のインタビュー全てが完全なる彼の本心だとか何も包み隠してないありのままだとか、そんなことがあるわけないじゃないかと疑う自分もいるけれど、わたしたちサイドからは与えられるものを受け取るしかできない。淳太くんは「嘘がつけない」とよく言っていたことも覚えています。だから、この言葉を素直に受け取るなら、率直にまずは素敵な大人になったなあと思いました。こういう風に言うとすごく偉そうですね(笑)でもそんな意味ではないです。淳太くんの10000字インタビュー全体から感じた印象としては賢くて優しい。結局わたしが淳太くんのファンだったころも今も抱く淳太くん像は同じだったんですよね。「元担だから」って考えすぎて、好きだけど好きじゃなくて、だからといって嫌いなわけじゃない、みたいなこんがらがっていたものがスッと解けはじめた気がしました。

これは、VS嵐を見終わったときにツイートしたことなんですけど、結局はコレなんだなあと思いました。わたしは淳太くんの賢くていつも余裕があって、真面目ででも自由気ままなところもあって、プライドが高いのに不器用で…というようなところが大好きでした。確かにずっと見続けているうちに知らず知らずに設定してしまっていた「わたしが好きな淳太くん像」にズレというか違和感というかそういうものを勝手に感じるようになって降りてしまったわけだけれど、でも、だからといってわたしが好きだと思っていたところ全てが虚像だったわけじゃないんだなあとやっと気付いたというか。淳太くん自身も大人になって、わたしが一番に好きだったころとは変化した部分ももちろんできただろうし、あの頃は見えなかった一面*5みたいなものが見えるようになっていたりもするだろうけど、根底は変わらずにそのままで素敵な男の人になっていたのを知れたのはとてもうれしかったのです。そして、今でも淳太くんを素敵だと思えた自分が意外でもありました。それと同時にモヤモヤが少し晴れたような気がしたんです。かつて好きだった人のことを時間が経っても好意的に見られることは素敵なことだと思うし、変に斜に構えたりせずにそれを素直に受け止めたらええじゃないか。

そんな風に思えたちょうどこのタイミングで、元担である野澤くんの出演するSHOCKを見に行く予定があります。野澤くんについては降りてからそんなに時間も経っていないので、そこまでのモヤモヤを抱えているわけではないのですが、さてSHOCKの舞台に立つ野澤くんを見てどんな気持ちを抱くのか、少しびくびくとしながら楽しみでもある今日です。

*1:以前答えたaskで詳しく書いたことがあるけれど、「守るなんてことは到底できないけれど、傷つけられないでいてほしいなあと祈りながら、いざ何かがあったとしても庇えると思える人」です。重い。

*2:今で言うなら深澤くんとか

*3:これは安井さん

*4:ブイのこと

*5:あのころは表に出てなかった一面という意味